株式会社は誰のものでしょうか?
所有論から言った場合、株主のものであるといえます。
多くの会社は、株主=経営者であるためあまり株主のことを認識してはいないと思いますが、
経営者は株主から経営を委任されているだけに過ぎず、会社の経営権は株主が持つことになります。
上場会社では、株主総会で取締役を選任しますから、これをみると会社はやはり株主のものであるといえます。
一方で経営は誰のためのものでしょうか!?
経営の目的は利潤の獲得であり、株主のためともいえますが、経営となるとそれだけでは語ることができません。
取引先(お客さん)のためであり、同じ目的をもった集合体である従業員のためともいえます。
これについては、色々な議論があっていいと思います。
さて、ここまで会社のことについて書いてきましたが、これを国家に置き換えたらどうなるでしょうか?
株主となるのは、選挙権をもった国民になりますね。
経営者は、国民から委任された議員となると思います。総理大臣は、代表取締役といったところでしょうか?
従業員になるのは、国家公務員。取引先に該当するのは国民ということになりそうですね。
今の政治は、取締役が派閥争いをしていて経営をしていないようにも受け止められます。
元首相が責任をとって取締役を辞任したにもかかわらず、経営に影響を及ぼす会社ってありますかね?
会社の財政状態は破産寸前にもかかわらず、子供手当てみたいな配当を行って株主のご機嫌取りに
一生懸命のような気がします。
本当は抜本的な改革が必要なのにリストラクチャリング(事業再構築)とは本当縁のないような状況です。
こんな会社に投資をする株主はいますかね!?
残念ながら国を選択するという選択肢はないため、1社にしか投資ができないともいえますが、
投票率の低下や政治離れが進んでいる背景には、選択ができない上での諦めとも見て取れますが・・・・。
あまり政治について議論することは私の本意とすることではありませんですし、
それぞれの方の考え方があって当然だと思っていますのでこれ以上は語りませんが、
これ以上がっかりさせないでほしいと考えている今日この頃です。